さんきゅう日記〜わっきーの出産日記〜



おたよりおまちしています。

5月19日(日) 晴れ

朝、8時半。睦ちゃんから電話。9時半に兵庫の睦ちゃんの店の前に集合することになった。
なのに伊内くんは起きない。また、私がいらいらする。慌ててご飯を食べて、出発 したのは9時25分。私はいらいら。伊内くんは「怒るなよ」とおだやか。余計に腹が立つ。9時45分ごろ到着。睦ちゃんたちはバイクの準備をしていた。

睦ちゃんとナンシーさん夫婦は私より1つ年上で、伊内くんとはバイクに乗ったり、キャンプにいったり、カヌーに乗ったりする遊び仲間。何度か会ったことはあったけど、一緒に遊ぶのははじめて。

おにぎりやサンドイッチを買っていざ、出発。

お昼ごろ、三木の山の中にあるバイクのモトクロス練習場に到着。ブゥンブゥンと巨大な蝿のようなん音がひびいている。「お腹の中の赤ちゃんびっくりしてるんとちがう」といわれたが、私のほうが興奮していた。睦ちゃんがバイクの準備をしていた。このくそ暑いのに、長袖にプロテクターみたいなのを着けて重装備。でも、とても嬉しそう。
結構、たくさんの人がバイクに乗りに来ている。家族連れも多い。練習嬢といっても、山の中を小さい山や急な坂道が作ってあって、そこを自由に走り回るだけのこと。なんと、3才位の子供も、小さなバイクで走っている。睦ちゃんは来週和歌山でレースがあるのでその調整に来たらしい。伊内くんは見ているだけといいながら、ウェアに着替えている。バイクは地震の後、実家に置きっぱなしで、1年以上乗ってないのに、大丈夫かいな。
走っている姿をみながら、ナンシーさんとべらべらとしゃべる。彼女は、一度流産したことがあるらしくて、「いいね、もうすぐだね」ととてもうらやましそうにお腹を触る。夫婦ともに
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5月20日(月) 晴れ

昨日、遊び過ぎたからか、今日は起きられない。伊内くんが出かけた後も、横になっていた。お昼ごろ、ようやく起きて、洗濯をしたりしていたら、大学の時の友達 ゆりちゃんから電話。 彼女はすでに2児の母。「もうそろそろかなと思って」と電話をくれたようだ。
みんな不安だけれど、だれもがしていることだから大丈夫。あんまり神経質になるより、なるようになるくらいに構えていたほうがいい。いろいろ、アドバイスしてくれた。最後に、産むよりも、産んでからが大変だよと一言。ひぇー、そんな・・・。

私が、辛そうにしていたからか、伊内くんが夕食を作ってくれた。
トン汁と肉じゃが、鮭の焼き魚。感謝してます、洗い物までしたくれた。
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5月21日(火) 曇り

今日も、なんだかからだがだるい。なまけぐせかなぁ。
洗濯だけして、ごろりと横になる。テレビをつけて、つまんないワイドショーを見る。本当につまんない。お昼ごろ、岡島から電話。友達と大阪のあかちゃん本舗に来ているらしい。友達のいしちゃんは7月に出産予定で、まこちゃんは12月に男の子を産んだから、色々買い物があるのについていったらしいけど、自分も何か買いたくなったからか、私のお祝いがてら物色してくれているようだ。「ねえ、まこがね、赤ちゃんを木浴させるときにベビーバスに乗せて使うネットがすごく便利だったんだって。まだ買ってないよね」だって、ほんとに持つべきものは友。私なんて、準備したのは、退院するときのベビー服と肌着2枚くらい。それから、自分のリフォームガードル。しめて2万円くらい。後は、回りの人が貸してくれたり、用意してくれたり。私が頼りないからかもしれないけど・・・

夕方、曇ってきたので洗濯物をいれてたたむ。

今日は、伊内くんがいつもいく「大野接骨院」に私も連れていってもらう。ときどき、妊娠で腰がいたかったり、足がむくむと、診てもらっていた。 「随分お腹大きくなったね」と、久しぶりに来た私の姿を見て一言。 治療してもらうと、心無しか身体が軽くなる。

ところが、車に乗ってしばらくしたら、急にお腹がいたくなってきた。それも右側だけ。ご飯を食べてすぐに走ると横っ腹が痛くなるような、そんな感じ。右側だけ足もつりそうになってきた。「痛い痛い」、でも頭は冷静。途中で伊内くんの先輩の増田さんの姿を発見。「ちょっとあいさつしてくれば」といって、私は車の中でお腹をさすっている。「痛い痛い」。この痛みはなんだろう。伊内くんが、「陣痛かもしれないから、時間をみておいたほうがいい」という。でも、多分陣痛じゃない。右側だけ張って、お腹が破裂しそう。なんとか家に到着。「ごめん、ご飯の前にちょっと横になっていい?」といいながらベッドへ。「ご飯は自分でするからいいよ」と伊内くんは焼そばを作りはじめた。ジャーといいにおい。でも、お腹が痛い。「食べる?」、「いい」といってお腹をさする。1時間くらいして、ようやくおさまった。

「あっ」、焼そばはすでに全部伊内くんの胃袋の中だった。「残ったら勿体ないと思って」、「トホホ」と思いながら、昨日の残りを食べる。食べ出すと元気になって、デザートに西瓜なんかもたべちゃった。お風呂にはいると、随分からだが楽になった。

ファミスタで一ゲームして、ベッドへ。明日はしゃきっとしよう。
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5月22日(水) 晴れ

今日は朝からクーラーの取り付け工事の人が来た。
10時くらいから3時ごろまで。間に1時間はお昼に出かけていなかったけれど、何となく手持ちぶさたで、ずっとパソコンに向かっていた。
その後、簡単に掃除をして、ご飯の準備をして病院へ。途中、ベビー布団や肌着をいただいた松宮さんの奥さんへのお礼の品を買いに、レイジー・スーザンへ。出産間近の畑中(旧姓 川辺さん)のお姉さんが店長。私の姿をみて、「昨日、おしるしがあったみたい」と話しかけてきた。6月の第1週が予定日だったから、2週間くらい早い。「おしるしがあったけど、20日位入院していて、動いていないので子宮口がなかなか開かないみたいなの」ということだ。でも、今日明日には産まれるんだろうな。おめでとうございます。

その後、病院へ。やばい、一週間で1キロ太ってしまって、厳重な注意を受ける。その後は、苦手の内診。子宮口はすでに3センチくらい開いているらしい。「あなたはきっと安産ですよ」と言われた。普通、初産婦だとお産の前触れの段階では子宮口は柔らかくなる程度で、破水したり、おしるしがきたり、陣痛が定期的になってはじめて、0から3センチ開くらしい。それが、私はすでに3センチ開いている。けれど、先生に器具や手を入れられると、異物感があって、手足は緊張するし、顔は嫌な表情になってしまう。
「だめですね。あなたはせっかくお産が軽そうなのに、精神的にリラックスが出来ていない。母親になるという自覚がまだ出来ていない。体重もそう。自分への厳しさが足りない。そういうお母さんが、育児ノイローゼになって、幼児虐待をしてしまうんですよ」とピシリと言われた。そうは言われても、気持ち悪いものは気持ち悪いんだから、しょうがない。でも、またお産に対して、恐怖感が出てきてしまった。「安産になりそうだといっても、まだ36週目だから、後4日はおとなしくしておきなさい。37週になったらいつでも産んで結構。あまり子宮口が開きすぎると、病院へ来るまでにトイレで産まれたということにもなりかねないから、早めに連絡してください」と言い渡された。「では、予定日より絶対に早く産まれるということですね」と言うと、「あなたは全然勉強していないか、古い本しか読んでいませんね。今は、37週から39週目に出産するのが普通です。初産婦でもそうです」とまたピシッと言われてしまった。だって、本には初めての出産は 予定日より遅れることが多いって書いてあったし、現に私の回りでは遅れている人が多かったんだもん・・・とは言えないよな。

はーっ。恐怖、恐怖。伊内くんにそのことを言ったら、「出た、ビビ子」と言われた。 私は、すぐ怖がったり、小さなことでくよくよしたり、悪く考えたりする癖があるので、すぐビビル昌子、つまりビビ子と呼ばれているのです。そして、リラックスの方法を懇々と説明してくれた。ありがとう。
帰りに、本屋によって簡単な育児書を一冊購入。先生に負けないぞ。 夜、妹から電話があり、明日、母と神戸に尋ねてくるということだ。
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5月23日(木) 晴れ

珍しく伊内くんが私より早く7時前に起きた。
今日はゴルフだからだ。なんと朝から身体をほぐすためとかいって、お風呂にも入っている。やれば早起きできるじゃん。しかし、うちの母や、伊内くんの会社には内緒のゴルフ。

伊内くんが出かけた後、せっかくだから私もお風呂に入ろうとしたら、ネバーッとしたおりものがでできた。何となく血がまじっているようにも思える。これが「おしるし」か!とも思ったけれど、何となく違う気がしたので、贅沢に朝風呂を浴びる。「おしるし」とは、血のまじったドロッとしたおりもののことだ。生理のときのような痛みも来るらしい。陣痛もきていない。多分大丈夫とは思っているけれど、ちょっとどきどきしたので、ベッドに横になった。・・・ら、一瞬のうちに眠ってしまった。

11時過ぎ、「今、JRの大阪」という妹の電話に起こされる。それから、慌てて洗濯をして、軽く掃除をすると、「今からポートライナーに乗る」という電話。時間をみながら、「市民病院前駅」へ向かえにいく。
お寿司とかお惣菜を買ってきてくれたので、それで昼食にする。べらべらとしゃべっていると、妹がゴロリと横になってすやすや眠りはじめた。世間話をしている風で、子供の躾のことなどをいろいろおしえてくれた。
夕方、後輩の中村さんから仕事の件で電話がはいった。至らないところばかりで引き継いだから、悪かったなぁ。ごめんね。でも、必要とされているようで何となくまた嬉しい気持ち。そういえば、今日は決算発表。明日の新聞、チェックしなきゃ。
その後、母親に頂いたベビー布団や、お下がりの子供服、退院のときに着せようと思っているベビードレスを見せた。「帽子とか、赤ちゃんをつつんであげるおくるみみたいなものは?」、「いるかなー」、「いるよ」となって、私のいきつけの「そごう」へ繰り出した。ベビー服売り場には、2万も3万もする派手やかなセレモニードレスが飾ってある。「うぁー、かわいい」。でも、私はこんなの着せたくない。シンプルでいいのシンプルで。今は「おくるみ」といわず「アフガン」というらしい。「普段も使えるものがいいので、シンプルでいいよ」といったが、年配の店員さんがレースビロビロのを見せている。「せっかくだから、こんなのにしたら」、「じゃあ、なるべくシンプルなものに」ということで、レースビロビロの中でもシンプルなものを一枚選ぶ。そして、レースのついた帽子もお買い上げ。私は、ベビードレスを着せて、タオルケットにでも包んで退院すればいいや、なんて思っていたけれど、これで、晴れの衣装が整ったという感じ。
ありがとうございました。

それから、母と妹は、自分達の服や靴、小物を物色。7時になっても、伊内くんから電話がない。「仕事忙しいのかな」と母。「多分・・・」と私。そんなことはない、ゴルフはもう終わっているはずだし、道が混んでいるとはいえもう三ノ宮の近くにいるはずだ。「逃げたかな」と妹。何度も、ポケベルを呼ぶが応答無し。母と妹がもう少し待とうというのを押し切って、三ノ宮のターミナルホテルにある和食の店にはいる。注文をしてしばらくしたら、やっと電話が入った。

まもなく、伊内くんも到着。そろって食事をして、8時過ぎには別れた。

家に帰ると、妹が持ってきてくれた花が、4つの花瓶に飾られて、食卓にボーンと置かれていた。うちにある花瓶は、一輪差しか小さいものなので、分けて飾ってくれたのだけれど、なにぶん飾るところが無い殺風景な部屋。とりあえず、食卓と電話台に一つずつ。トイレと、伊内くんの仕事机にも。しかし、花の似合わない家だなあ。
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5月24日(金) 晴れ

今日は、村尾さんが東京に転勤するので、その送別会。三ノ宮の「ニュッキ」で待ち合わせ。
転勤する村尾さん、新婚の旧姓 吉本こと西田さん、岡島となつめと立山、男性は丸山さんと鍵下さんと宍戸さん、そして私。ニックメイドの仁木社長は仕事の都合で来られなかった。

鍵下さんが、昔のナンパ話を披露してくれて、それがめちゃオカシイ。
笑いすぎて、赤ちゃんの頭が出てくるんじゃないかといわれた。
「ここで産まれたらどうしよう」と言うと、吉本さんが「とりあえず厨房に行って、出来るだけたくさんのお湯を沸かしてと言う。
でも、いつもテレビではその後、産まれてしまうから、そのお湯はどう使うかわからない」と言った。
確かに、ドラマでは「たくさんのお湯を用意して」の後は「オギャー」だもんな。
丸山さんが、「ちょっとお腹さわらせて」と言った。大きくてびっくりしていた。

村尾さんは東京の住まいも決まって、引っ越しを待つばかり。
シャンタル・トーマスの生産だそうだ。
なんだか、いいことがあるような素振りだな。
吉本さんは、新婚旅行のオーストラリアの話を披露してくれた。
新婚生活はとても楽しそう。
ちょっぴり太ってしまったそうだ。
宍戸さんは、人事部付けから、グローブに行くことになりそうだとか。
みんな色々と変化の多い年だ。

皆は2次会に出かけて行ったが、私は妊婦なので退散。
別れ際に皆から、「良い子、産んでね」と言われて、ちょっぴり感激した。
三ノ宮は、給料日ということもあってすごい賑わい。
前なら、こんな時間から繰り出していたのになと思いながら、タクシーに乗った。

なつめから、栗山部長のお祝いをいただいた。
なんと、クリストルフのシルバーのスプーン。大感激。
外国では、銀のスプーンを持って産まれてきた子は幸せになるといわれているらしいけど、本当によくスプーンを頂く。
幸せな子が産まれるんだなぁ、きっと。あぁ、またもや親バカ。
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5月25日(土) 晴れ

伊内くんが仕事に出かけたので、また、一人だらだらとすごす。
通販で頼んでいた赤ちゃん用のチェストが届いた。
組み立て式なので、汗でダクダクになってやってみる。
結局、ちょっとやっては休憩を繰り返したので、一日がかりで完成。と、思ったら伊内くんが帰ってきた。
晩ご飯は、ワンパターンの中華メニュー。
食べ終わってから、母が旅行で留守なので、一人で夜を過ごす妹に電話。
遊びに行っているかと思ったら、真面目に家でご飯を食べていた。
彼女は、6月6日から、「青年の船」に乗って中国へ行く。
多分、行っているあいだに、おばさんになるよ。
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